カテゴリー別アーカイブ: 元気になる曲

家入レオ 『Shine』 輝く力は誰もが持っている 励ましの曲

shine

2012年5月16日にリリースされた家入レオの2枚目のシングル
聴く人に勇気と希望を与えてくれる曲です

落ち込んだ際に前を向かせてくれるような元気を取り戻せる曲調であり
力強さを解放するための架け橋となってくれるようなイメージをもたらします

PVは見晴らしの良い風景をバックにまさに開放的で広々とした世界を心の在り様と照らし合わせるようであり
それを背景に彼女の全身を使ったパフォーマンスや力強さが曲調をプッシュするようです

2012年に開かれた第54回日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲得した曲でもあります

ドラマ『カエルの王女さま』主題歌


ミディアムテンポで奏でる華麗なサウンドはまさに皆の光

イントロから続くギターのカッティング音は内に秘める熱い思いや希望の前振り
そこからサビのバイオリン演奏などをバックに力強い歌はまさに生きる光となります

迷ったり落ち込んだり、生きる上で躓くことは多くとも
何かしらのきっかけでモチベーションを取り戻し、そこから挽回していく力は誰でも持ち合わせているもの

そのきっかけを如何に掴むか、周りの励ましからか、こういった歌からか
とにかく気持ちを変えて以前のように輝ける前向きな思考を再び取り戻すことが
自ら前進する意欲の増幅につながります


歌うなら?

闇があるから光がある、サビを映えるものにするため、出だしはサウンドに合わせた極力控えめな歌い方が推奨されます
そこからサビに向うまでにキーも高くなり、自然と力ある歌い方になるような構成にはなっています

「you can shine」のフレーズが合言葉のようにこの曲の代名詞となっているため
最も力を込めるように発声することがこの曲を活かします

あとは共感できる歌詞があれば各々の思いで意気込みにメリハリを持たせ
肯定的な歌詞は元気よく、否定的な部分は少しうつむきな感情で表現することが上記のワンフレーズを演出する良い流れとなります

輝くための力は誰もが担っているもの
それをどのように光らせるか、落ち込んだ際の持ち直しが試されます

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コブクロ 『君という名の翼』 熱き思いとパートナーシップを大切にした曲

君という名の翼

2006年7月26日にリリースされたコブクロの13枚目のシングル
チーム勝負における勝敗を超えたパートナーとの絆を描いた曲です

ドラマ『レガッタ〜君といた永遠〜』の主題歌であり、同曲はこのドラマのために書き下ろされたものです
故に歌詞もボートレースにおける描写が多く、それをモチーフとして勝負における仲間との友情や得られるものの大切さがメッセージとしてあります

「青いしぶき」「夏の雨」など、過酷な環境やボートレースの激しさが強調して描かれ
そういった状況で最後までレースを諦めない気持ちの表れは、戦友への思いに等しい価値があるといえます

歌詞の特徴としてはメッセージ性をストレートに描かず
モデルとなるボートレースの情景や心理描写をメインに綴られているため
そこから感じるものがリスナーの得るべき、今後のバネとなるべきテーゼともいえます

ボートに携わりのない方でも、内からこみ上げる熱い思いをインプットできればこの曲の意義を満たせるといえるでしょう


ミディアムテンポによるサビの盛り上がりに新鮮味が窺える

コブクロといえばスローテンポによるグッとくるメロディの印象が今まで続いていましたが
この曲は打って変わって最初から何かしらの疾走感あるピアノイントロからこれまでとは違った印象を期待します

とはいえ「轍」や「宝島」などのように出だしから元気というわけでもなく
また違ったメリハリを持った、緩急のある感じが味を生みます

それこそドラマのための曲たらしむところであり、最初から全力だとその後の感動とのギャップの無さに物足りなさを感じてしまう
スポーツにおいてもペース配分が重要で、どんどんエンジンをかけていく上昇っぷりがサビでの盛り上がりの臨場感を手助けします

その効果がサビで遺憾なく発揮されたときは、その壮大さともいえる熱さに聴き入ってしまうことでしょう


歌うなら?

懇切丁寧にサウンドが静けさと盛り上がりの場面のセグメントを図ってくれているので
曲の全体像をつかみ、どこでしっとり、どこで盛り上がりのピークを迎えるのか再認識したうえで、1小節ずつを大切にムードづくりに活かしたいところ

まぁ簡潔に述べれば出だしは静かに、サビに行くほど盛り上がりを見せ、サビで滾る思いを放出するという曲づくりの常套に従えば、自ずと緩急がつきます

またサビの終わりにある「君という名の~」の「み」と「の」は離れ小島のように音程が上がり、ふと外してしまいがちですが
Aメロ~サビまでの雰囲気をラストで壊さないためにも、この音程は外したくないですね

レース並びにスポーツおける情熱とパートナーシップの大切さ
それらを半ばクールに表現した曲は冷静に滾る思いを実らせるのに最適です
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愛内里菜&三枝夕夏 『100もの扉』 困難を乗り越える前向きさと明るさ溢れる曲

100もの扉

2006年6月14日にリリースされた愛内里菜&三枝夕夏の1枚目のシングル
扉を開くように難題へ立ち向かう勇気と前向きさ溢れる明るい曲です

同ユニットはアニメ『名探偵コナン』10周年記念の時期に結成され、同作品の主題歌も担当する形で楽曲が誕生しました
双方以前より同アニメの主題歌に携わっており、節目に合わせたコラボユニットがかくもポジティブな作品の登場に至りました

PVは二人とボーカルユニット、パークリング☆ポイントによるコーラスの疑似レコーディング風景を撮影したもの


活力ある前向きさが終始溢れるポジティブナンバー

イントロから終始テンポやモチベーションを落とすことなく続くその明るさが魅力であり
ギターや電子ドラム音も明瞭として力強さを感じます

サビ前後のコーラスも相槌として元気を与えてくれます

歌詞も「光」「未来」「笑顔」などプラス思考な言葉が連なり、後ろ向きさを感じさせずつっきれる感じが清々しさを覚えます


歌うなら?

各パートを二人が交互に歌うというシステム、明るいテンポも相まって一人で歌い切るにはペース配分が必要です
終始高音でありほぼノンストップであるため息切れを起こさないよう注意が必要です

雑味も少なくメロディも綺麗なのに、声が続かず一人ペースダウンする形となるのは勿体ない
なるべく余裕を見せ、まだまだ行けるといった雰囲気の前向きさがふさわしいといえます

余裕があれば相槌も入れてもらえれば元気を分け与えつもらいつつの励みになるかもしれません

困難は必ず乗り越えられる、そんな明るさを歌ったこの曲
是非聴いて元気をもらえるきっかけになればと思います
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salyu 『青空』 ポップで壮大なイメージを持たせる爽やかソング

salyu 青空

http://youtu.be/5I8qc8cZD_4
2011年7月13日にリリースされたsalyuの15枚目のシングル
さわやかなメロディラインに相手を想う気持ちを載せたポップソングです

作詞作曲はMr.ChildrenのVo.桜井が担当、歌詞のリズムや言い回し、メロディには確かにその雰囲気が表れています
本来SENSEに収録された「擬態」を提供する予定だったのが、愛着が沸いたためこちらに変更したとのこと

サビの旋律はどことなく似通っているのもそれが理由です

「擬態」と比べるとクセは少なくかなり前向きなメロディと歌詞が連立しています

PVは沖縄の中城城跡であり、2000年に世界遺産にも登録されています
芝の緑と青空のコントラストがとても優雅で、最後の日の光もとても幻想的です
(サビで欠伸をしているように見えるのはご愛嬌


サビのメロディと言い回しがミスチル

提供者桜井のらしさが窺えるサビの歌詞のリズムがとても興味深いです
「飾らぬ~」の一度低音で気持ちを落ち着かせる部分などは「fanfare」や「ロードムービー」などでも見受けられます

最後の高音の部分は場の盛り上げとしては常套ですが曲に奥行きと壮大さをもたらすのにとても効果的です
PVが絶景であるだけに空の広大さを表すのにも適しています


歌うなら?

まるでミスチルの曲を歌うかのごとく、歌詞の言い回しと独特のリズム、音程には対応できるようにしておきたいです
サビを筆頭に落差の激しい音とりは油断すると外してしまいがちなため、変化音の頭を逃さず迷子にならないようにしたいところ

また歌に余裕をもたせるのも空の広大さを表すのに一役買います
特にサビの出だしの三連符を少し伸びのある感じで歌うと曲にゆとりが生まれ、身体が宙を舞うような余裕が生まれます
遅めの方にズラして歌うことは曲に重みや軸を与えますので、一度試してみてください

タイトル通り壮大さが感じられるこの曲
しかしかなりポップであるため、気負いし過ぎずラフに聴くと楽しめそうです
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Every Little Thing 『スイミー』 元気をもらえるフワフワソング

スイミー ELT

2006年8月30日にリリースされたEvery Little Thingの31枚目のシングル
ポップで明るい清々しい感じのする曲です

初夏の日差しと緑葉の風景がマッチするような、完全な色味はなくそれぞれが淡い色を出した感じの軽快さが印象的であり
そこに多少の水の中を自身が進んでいくような涼しさも漂います

恋を始め自分の持つ理想や夢の数々が全て叶うわけではないけど
だからといってそれが潰えることもない、思い続ける、いわば泳ぎ続ける自分を歌詞に載せられています

スイミーといえばオランダの絵本作家レオニが著した絵本のタイトルがあり
自分だけが異質な存在であるが、故にそれが功を奏し皆の支えとなる

個人個人は厳密には異質であるため、そういった日々の中で進んでいくような印象がみてとれます

ドラマ『結婚できない男』の主題歌であり
主人公はとにかく異質であることから寧ろドラマとこの同絵本に共通性を見出せそうです


自然を描いた浮かんだような、しかし軸のある曲

Vo.持田の出だしから何かフワフワしたような印象がとれ
水中にいるというよりは空を浮かんでいるような、そんな感じがします

まるで雲の上で日向ぼっこをしているような、そして一面緑が生い茂る平和な風景が感じられます
歌詞においても「青む風」「滲む空」「水の匂い」など自然を表す描写が節々に見られます

しかしメッセージとしては多くのトラブルが多いのが人生、その中でもしっかり泳ぎ続けるといったしっかりとしたものがあります
いわば「荒波」のような時もありますが、この曲はあまりそういった印象はなく、悪いイメージはあくまでやんわりと、といった感じです

とにかく悪い部分は客観的に、一例だけをそっと述べ、それでもするべきことを強調するために存在しているようです
悪く考えず、元気を出すには丁度いいといえます


歌うなら?

上記のそういった雰囲気を壊さず、縛られないような独特な雰囲気をこの曲で表したいですね

メッセージソングによくある「重み」というのは一切無縁(とまではいかなくとも)、軽く軽く浮かぶような雰囲気をつくりあげたいです

なので歌詞も別段ハッキリ発生する必要もなく、少しうやむやな感じでもこの曲をよく表現できそうです

泳ぎ続けることが人生
重みなく元気や前向きさを得るときにオススメの曲といえます

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miwa 『faith』 力溢れる自信をつかせる応援ソング

faith miwa

2014年2月12日にリリースされたmiwaの13枚目のシングル
アップテンポで繰り出す前向きな姿勢が特徴的なロックです

「自分を信じて突き進むこと」をコンセプトにその思いを歌詞にのせ、かなり疾走感のあるロックナンバーが今作品では描かれています
緩急のついた展開力ある曲調とスピード感のある演奏に注目です

pvは高層ビルの上に更にセットを設け、その上でmiwaがギターを奏でるというもの
鉄骨のようなものの上に乗り出しビルから身を投げ出している状態はやはり思い切った行動と自分への自信の表れをリスナーにも共感していもらいたい意図があります
実際かなりの高度ですが、miwa曰く高い所は意外と平気との事

faithとは「信頼、自信」などの意味であり、落ち込んでいる人々が今後得るべきパーツが軸として存在しています

『ユーキャン通信講座』CMソングでもあります


疾走感あるエレキギターとバックミュージックが特徴的

終始元気に溢れたような演奏が特徴的であり
特に間奏におけるエレキギターの旋律が目を見張ります

miwa自身いつものギターをエレキに持ち替え、新しくライトハンド奏法による速弾きに挑戦
その演奏が疾走感の助長にとても効果的に盛り込まれ、内から力強さが湧いてくるようです

ある程度難解で高速の歌詞もスピード感あるものに仕上がっていますし
リズムも特徴的ですしっかり歌にフィットしています


歌うなら?

ハキハキしてポジティブな雰囲気を歌で表現するのが適しています
歌詞もリズムは独特ですが、覚えれば曲にマッチしてかなり楽しめるものとなっています

その分慣れるまでは難解なリズムが歌い手を襲うこととなりそうですが

カナ語の部分はエコーの聴いたパンプ音を意識し、多少違った側面を見せていきたいです

miwa自身かなり力強さを意識した歌い方をしているため
ひとつのフレーズのクセを読み取り、最初のアクセントをかなり大げさにつけるのも悪くはありません

呂律が回らなくなるかもしれませんが、ワンフレーズずつ濁さず歌詞を読んでいきたいですね

自分らしさを得るための応援ソング
自信がないときなど、気持ちを取り戻す際には必聴です

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フジファブリック 『LIFE』 人生をまったり考えさせるポップなソング

life フジファブリック

2014年2月12日にリリースされたフジファブリックの15枚目のシングル
ポップなサウンドで肩の力を抜かせるような軽快な曲です

近年見られるピアノ伴奏の中でもこの曲は随分オクターブの下がった音程をメインとしている点で真新しさというか
少しジャズっぽさも垣間見えるような雰囲気があります

そんな出だしから一貫して身体が弾むようなポップな感じが聴く人には受け入れやすい曲調であるといえます
歌詞においても「それもいっか」や「やっぱり」のようなどこか力の抜けた感じが印象的でこの曲の誰に対してもウェルカムな点を後押しします

『LIFE』=人生や命となると少し重いコンセプトの曲というのは存在しますが
それとは真逆の印象を与えるのが同曲ひいては同バンドのコンセプトなのでしょか

アニメ『銀の匙 silver spoon』の主題歌であり
一面の緑ののどかさも表されるような同曲は適しているといえます


低音のピアノ伴奏とアコースティックな感じがあこれまたポップ

全体的に弾むような伴奏は前述した通りジャズっぽさを感じさせます
ジャズの根源は「自由」、それに類似した開放的な曲調は聴く人を楽しませます

またそれは逆に人生とはなんなのか、その曖昧模糊なワードの裏付けにもなり
あまり突き詰めて考えても仕方ない、一種の哲学的な視点の結果導かれたスタンスにもなりえます

山あり谷ありの人生における純粋性、いわばいい意味での楽観視する心は持っていたいですね


歌うなら?

多少力を抜き、ケセラセラな感じで歌うのが適当かもしれません
身体が勝手にちょっとしたリズムをとるような、この曲に身を任せるような思いが自然と曲と同調していくでしょう

「LOVE ME」「LOVE YOU」の部分がどういった感情で歌えばいいのか少し首を傾げますが
人を愛する、または人生を愛するシンプルさを表すため、裏声が自分の頭の頂点を抜けていくようなスゥーッとした感じが個人的には欲しいところ

曲中において一番力を抜いた、幽体離脱でもしたような体が軽い感じが全身で味わえればグッドですし
この曲で違った旋律を表す点でもあるので少し異質な感じを出したいです

あとは一貫してリラックスした気持ちを維持していき、自分が思い描く軽快なライフを表現してみてください

人生観を快活な側面から考えるようなこの曲
なにかしらのポジティブさも感じさせる点でオススメといえます

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GReeeen 『刹那』 生きる意味を感じる切なさと刹那さの曲

刹那

2009年3月11日にリリースされたGReeeeNの10枚目のシングル曲
人が生きる一瞬の積み重ねの大切さを描いたメッセージソングです

刹那は時間を表す最少単位であり、その時間は0.013秒
ライフルでも10mしか飛ばないような短い時間においても、人はその一瞬を積み重ねることで生きている
ダメなことが重なってもそれは一瞬一瞬の積み重ねでできたものであり、その一瞬がまた積み重なって未来をつくっていく
そうしていろいろな一瞬を経験し、最後に笑っていられるような、そういった努めを促されるような気もちになります

全体を通した自分の行動による結果というものは予想しにくいですが、時間を短縮していけばそれも少しづつ可能になるのでは
それが1秒先ならもう予測する時間もないハズ、そのめまぐるしさを覚えれば泣いてるヒマも悲しんでるヒマもない
とにかく懸命に、自分がつくった曖昧な予想、いわば目標に進む一瞬を継続していく外ないのです

PVは俳優の山下真司が「刹那戦士グリンジャー」に扮し失意や希望の中グリンジャーとしての日々を描いています

ドラマ『ヴォイス〜命なき者の声〜』の主題歌でもあります


オススメはサビ

曲の構成はAメロ・Bメロをバックサウンドもろとも静かな雰囲気、サビにおいては重量感あるドラムのリズムをバックにメッセージ性が高く盛り上がりを見せる雰囲気があります
それはまるで人が生きると実感できる心臓の鼓動の様、あるいは生きている時間の一瞬一瞬を区切って表したものか

なんにせよメロディもよく、なにかしらの切なさも思わせます

生きるということがつきつめれば容易くはなく、必死さも思わせるような、そういった感じがします

サビは曲中で計4回流れ、そのうち2回の前半は他メロを引き継いだような静かさを持ち合わせており
まさに他メロとサビは人生のストーリーにおける山と谷のような関連性を見出し、そのつなぎ目のような役割を果たしています


歌うなら?

GReeeenの中では高音も少なく比較的歌いやすい部類に入ると思われます

『遥か』や『愛歌』のような高いキーを使用する歌ではないですが、それでも強いメッセージ性からジーンと思わせるものもしっかり持っており
高いキーを使って魅了する術を持たなくとも十分リスナーを惹きこむことができるでしょう

単純に静と動の使い分け、サビとそれ以外の強弱の使い分けをはっきりしておき
各パートがどういったコンセプトなのか、人の持つ失墜や悲観を表すのか、生きる希望を表すのか
そのひとつひとつの流れが歌となるため、曲のタイトルからもひとつずつ意識してひとつの歌にしていきたいところ

死ぬほどの悲しみの中でも今一度生きる意味を考えさせるこの曲
そこまでモチベーションの落ちた状態じゃなくても、少し悲しいことが起こった際に聴けばまた前を向けるかもしれません

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KREVA 『挑め』 力強さとトリッキーな歌詞満載の曲

挑め kreva

2011年2月16日にリリースされたKREVAの14枚目のシングル
タイトルからくる挑戦的なサウンドと歌詞が特徴的です

ものごとに対する自身の挑戦の表れ、もしくは挑戦する人に対する激励歌ともとれます
なんにせよ後ろ向きさは少なく何事にも歩み続ける力強さが多くの箇所で見られます

PVは白色の屋内に描かれる3が入る数を除いた108までを入り交えたムーブメントのシーンが流れ続け
堂々たる一面やナンバーの意味深さが見え隠れします

ちなみにこの曲自体は、KREVAを尊敬するHilcrhymeに対する返答の可能性もありますが、その辺は割愛を


敢えて3を言わないテーマ性を持たせた仕掛けの多い歌詞が興味深い

歌詞を見ているとわかりますが、本来「3」がつく諺や固有名詞を並べつつ、あえてその数字をいわないという形式がとられています

数字を言わないというスタイルは水面下ではなく全面的に押し出され、別の言葉を用いて表現されています

「仏の顔」「石の上に」などや「ALWAYS」「東京事変」などの固有名詞も使われており
特にそれらを否定するというわけではなく、ただそのスタイルを貫くために登場してもらったという意味合いが大きいです

ちなみに東京事変は代表曲「能動的3分間」から連想したものです

こういったいわゆる「言葉遊び」は視聴者にとっても興味深く、思わず探してみたくなります円


歌うなら?

KREVAの独特の歌詞の言い回しやリズムとりは他作品と不変、何度も聴いてそのクセを会得し合わせていきたいです

またこの曲の主題である「3を言わない」部分をピックアップし、特に強調させたい部分として歌唱時には他のシーンと比較してアクセントをつけていきたいところです

挑むのは歌い手か、それとも聴いている人達か、その両方ともとれる力強さを自身にも他者にも投げかけていく気持ちで
双方に対応する意気込みを持ち、皆すべからく意識すべき事項としてメッセージ性を乗せるのも肝心です

力強さと興味深い歌詞が特徴的なこの曲
いろいろ考察できる楽しみももちながら聴いてみたいです
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w-inds. 『アメあと』 雨上がりの雰囲気と感情を重ねた元気になれる曲

アメあと

2008年4月23日にリリースされたw-inds.の24枚目のシングル曲
雨が止んだ際の晴れやかな気持ちを表したような綺麗な楽曲です

歌詞自体は雨上がりの風景とそれによる気持ちの変化を表したものですが
曲調はBメロまでしんみりとしているため、まだ雨が降っており、止んだ後のことをイメージしているのでしょうか
その後サビでは晴れやかな演奏で雨あがり後のはつらつさが出ています

PVでは枯れた木々や何かの欠片が散りばめられており
別の部屋では水色のボールが室内にしきつめており、それが雨粒である模様

部屋を行く毎に集められた欠片は最終的にはハートの形を模しており
空間を経ることで完成に近づいていく自分の心情及び相手への愛情を表しているものではないかと

屋内に雨が溜まることは雨漏りでもしない限りあり得ないので、そもそも雨とは人のブルーな、冷淡な心情を表しているのでしょうか
それを裏付けるものとして最初の部屋では探している緒方を無視し、次の部屋では千葉と共に欠片を探すVo.橘が見られます

アニメ『家庭教師ヒットマンREBRN!』のエンディングテーマでもあります


オススメは優しさと力強さ

綺麗かつしんみりさせる出だしから元気さを思わせるサビまでの、しかし常に含まれる優しさを感じさせる雰囲気は変に場面毎の意気込みを改めさせないところがいいです
つまり一貫性がありコンセプトが乱れない点がポイントです

サビも「I say yes!」から始まるキャッチーで気負いのない歌い方が他のメロディとの距離を感じさせなず、スッとはいる感じがいいですね

曲調は変わりつつも軸は変えない、PVもストーリー性がありいろいろな解釈ができそうです


歌うなら?

基本的にキーの高いw-inds.の曲、しかも高音部分を難なく歌えてこそ、この曲の雰囲気をプラスした歌い方ができるために少々段階がいりそうです

ポイントは優しさと力強さ、AメロBメロにおけるしんみりとした優しさは囁くような感じで
サビはバックサウンド共に多少の力強さを踏まえつつも、次のAメロに備えそれ程力まない程度が好ましいです

ストーリー的には最後のサビがブルーな気持ちの払拭につながるため、そこまで少し不安だった気持ちはなくさないよう歌いたいところ
本当の晴れやかさは最後までとっておきたいです

サビのパートは最後の方が音程が多少複雑なので、裏声を使いつつ外さないよう、雰囲気を崩さないよう中止したいところです

やみそうな雨、もしくは雨上がり後と人の心情を重ね合わせたを優しくも元気なれそうな曲
元気のないときに聴くとオススメです

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