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安部真央 『世界はまだ君を知らない』 不安や悩みに打ち勝つ新生活を応援する曲

世界はまだ君を知らない

http://youtu.be/FH4M4j7PLEE

2012年5月16日にリリースされた安部真央の8枚目のシングル
新生活に悩む人々に向けた応援ソングです

NHKキャンペーン「春ナビ」イメージキャラクターとして起用されたときに書き下ろされたソングだけあり
春の新しい生活、特に新社会における問題や壁に対する悩みに立ちむうかうための勇気を与えてくれます

先生や教科書がない=生徒や学生という立場から社会人へ変わる際の問題は多く存在しますし
覚えるべき事項やスキル、人間関係などで頭を抱えても、そこで諦めず向かい続ける日々はきっと未来への糧となる

そういったメッセージ性があり、努力を積み重ねてもうまくいかないものに対する励ましとして、世界の方がまだ君を知らない
知らせることができればその努力によりきっとうまくいくことをタイトルとして表しています


3人の安部真央が表す時間軸 過去があり現在があり未来がある

PVは3面カットによる安部真央の姿がそれぞれ別の時間軸で表されており
それぞれ過去・現在・未来が表されています

左が過去、中央が現在、右が未来を表し、過去の動きが現在に、現在は未来に反映されておりかなり楽しめすので
それぞれの時間軸を見る事ができPVを再三見返したくなるほどです

たまにそれぞれの時間軸がかかわりを持つシーンも登場するのでかなり計算されたPVといえます

重要なのは歌詞のメッセージ性と共に過去があるから現在があり、現在があるから未来がつくれる
過去を変えることはできませんが、過去が決して無駄ではなく、そのために現在があり今を変える動きができるのは今であることを考えると自ずと答えはでるハズです


歌うなら?

少しの迷いや悩みはつきもの、そういった自分の人生も踏まえ、努力することの大切さや諦めない強さを思わせるようなポジティブさが溢れるように意識することが重要

となるとそういった経験に共感するような不安をAメロやBメロで漂わせつつも
サビでは元気な歌唱に務めれば曲の雰囲気を出すことは可能です

決して成功への道を自分が突き進むだけの独りよがりにならず、問題にもしっかり目を向けた上での進む力を提供するような思いが多少なりともあればなおよしです

悩みや不安に打ち勝つ新生活を応援する曲
そういった場面に遭った場合に聴くとオススメです
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家入レオ 『Shine』 輝く力は誰もが持っている 励ましの曲

shine

2012年5月16日にリリースされた家入レオの2枚目のシングル
聴く人に勇気と希望を与えてくれる曲です

落ち込んだ際に前を向かせてくれるような元気を取り戻せる曲調であり
力強さを解放するための架け橋となってくれるようなイメージをもたらします

PVは見晴らしの良い風景をバックにまさに開放的で広々とした世界を心の在り様と照らし合わせるようであり
それを背景に彼女の全身を使ったパフォーマンスや力強さが曲調をプッシュするようです

2012年に開かれた第54回日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲得した曲でもあります

ドラマ『カエルの王女さま』主題歌


ミディアムテンポで奏でる華麗なサウンドはまさに皆の光

イントロから続くギターのカッティング音は内に秘める熱い思いや希望の前振り
そこからサビのバイオリン演奏などをバックに力強い歌はまさに生きる光となります

迷ったり落ち込んだり、生きる上で躓くことは多くとも
何かしらのきっかけでモチベーションを取り戻し、そこから挽回していく力は誰でも持ち合わせているもの

そのきっかけを如何に掴むか、周りの励ましからか、こういった歌からか
とにかく気持ちを変えて以前のように輝ける前向きな思考を再び取り戻すことが
自ら前進する意欲の増幅につながります


歌うなら?

闇があるから光がある、サビを映えるものにするため、出だしはサウンドに合わせた極力控えめな歌い方が推奨されます
そこからサビに向うまでにキーも高くなり、自然と力ある歌い方になるような構成にはなっています

「you can shine」のフレーズが合言葉のようにこの曲の代名詞となっているため
最も力を込めるように発声することがこの曲を活かします

あとは共感できる歌詞があれば各々の思いで意気込みにメリハリを持たせ
肯定的な歌詞は元気よく、否定的な部分は少しうつむきな感情で表現することが上記のワンフレーズを演出する良い流れとなります

輝くための力は誰もが担っているもの
それをどのように光らせるか、落ち込んだ際の持ち直しが試されます

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GReeeen 『刹那』 生きる意味を感じる切なさと刹那さの曲

刹那

2009年3月11日にリリースされたGReeeeNの10枚目のシングル曲
人が生きる一瞬の積み重ねの大切さを描いたメッセージソングです

刹那は時間を表す最少単位であり、その時間は0.013秒
ライフルでも10mしか飛ばないような短い時間においても、人はその一瞬を積み重ねることで生きている
ダメなことが重なってもそれは一瞬一瞬の積み重ねでできたものであり、その一瞬がまた積み重なって未来をつくっていく
そうしていろいろな一瞬を経験し、最後に笑っていられるような、そういった努めを促されるような気もちになります

全体を通した自分の行動による結果というものは予想しにくいですが、時間を短縮していけばそれも少しづつ可能になるのでは
それが1秒先ならもう予測する時間もないハズ、そのめまぐるしさを覚えれば泣いてるヒマも悲しんでるヒマもない
とにかく懸命に、自分がつくった曖昧な予想、いわば目標に進む一瞬を継続していく外ないのです

PVは俳優の山下真司が「刹那戦士グリンジャー」に扮し失意や希望の中グリンジャーとしての日々を描いています

ドラマ『ヴォイス〜命なき者の声〜』の主題歌でもあります


オススメはサビ

曲の構成はAメロ・Bメロをバックサウンドもろとも静かな雰囲気、サビにおいては重量感あるドラムのリズムをバックにメッセージ性が高く盛り上がりを見せる雰囲気があります
それはまるで人が生きると実感できる心臓の鼓動の様、あるいは生きている時間の一瞬一瞬を区切って表したものか

なんにせよメロディもよく、なにかしらの切なさも思わせます

生きるということがつきつめれば容易くはなく、必死さも思わせるような、そういった感じがします

サビは曲中で計4回流れ、そのうち2回の前半は他メロを引き継いだような静かさを持ち合わせており
まさに他メロとサビは人生のストーリーにおける山と谷のような関連性を見出し、そのつなぎ目のような役割を果たしています


歌うなら?

GReeeenの中では高音も少なく比較的歌いやすい部類に入ると思われます

『遥か』や『愛歌』のような高いキーを使用する歌ではないですが、それでも強いメッセージ性からジーンと思わせるものもしっかり持っており
高いキーを使って魅了する術を持たなくとも十分リスナーを惹きこむことができるでしょう

単純に静と動の使い分け、サビとそれ以外の強弱の使い分けをはっきりしておき
各パートがどういったコンセプトなのか、人の持つ失墜や悲観を表すのか、生きる希望を表すのか
そのひとつひとつの流れが歌となるため、曲のタイトルからもひとつずつ意識してひとつの歌にしていきたいところ

死ぬほどの悲しみの中でも今一度生きる意味を考えさせるこの曲
そこまでモチベーションの落ちた状態じゃなくても、少し悲しいことが起こった際に聴けばまた前を向けるかもしれません

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ポルノグラフィティ 『シスター』 リスタートを祈る切ないソング

シスター

2004年9月8日にリリースされたポルノグラフィティの15枚目のシングル曲
どこか西洋の雰囲気を思わせる切ないソングです

ベースのTama離脱後、2人体制となりリスタートをきる際の曲となり、またポルノグラフィティ15周年という区切りにもなった点でなにかと節目になったといえます

「シスター」とはキリスト教における修道女のことであり、禁欲的な信仰生活を送り、清貧・貞潔・服従の3つの誓願の下厳粛な存在として存在します

そういった観点から新たな船出を祈るような曲として捉えることができ、シスターという厳粛な立場からリスタートの決意は相当なものだと思われます


オススメは雰囲気

ドラムロールから始まる出だしから、アコースティックギターをメインとしたその世界観が一貫しており
またメロディも繰り返し使われる部分が多いためなんとなく覚えやすいのではないでしょうか

また教会の金の音の様な響きも流れ新たな門出を祈るような音はまさに始まりの合図を表す様
少し不安定な気持ちとそれを払拭するような明るさを持ち合わせたその雰囲気が好印象です

つまりさっぱりとした始まりを表すものではなく、やはり新たな旅立ちにおける不安や心配はつきもの
それらを少し強めに表現したこの曲は、今までの日常への未練なども少し感じさせるものがあるかもしれません

新しい出発はあるけど、今までの生活も捨てられない、そんなふと後ろを振り返りたくなるような気持ちがよぎりますが、いつまでもそうしているわけにはいかない

とはいえ新たな世界を肯定的に考える程割り切った曲でない点は多少の複雑性を覚えます


歌うなら?

ポルノグラフィティのそういった背景があって故のこの曲、そこを踏まえると更に曲に深みが増します
曲調に合わせて暗いところは暗く、少し明るい場面ではそれ相応の歌い方をするのがいいかもしれませんが
やはり全体的に暗めを強調した方が、この曲には相応しいと思われます

なので語りかけるように、あるいはつぶやくように、今までの自分の日常を走馬灯のように思い出しながら
感慨にふけるように歌うとらしさが伝わります

誰だって今までの生活で戻りたい部分は存在するでしょうし、それを抱えつつ前を向かなければならない
その戒めを理解していれば、雰囲気を味わいつつ歌うことが叶います

シスターという第三者の存在のようであって、実は祈るのは自分自身かもしれない
そんな自分でなくて自分であるような曖昧性も持ちますが、それは表現がいささか難しいかと

ポルノグラフィティの中では比較的高音を使わないため、そういった表現を徹底して行う余裕はあるかもしれません

せつなくなるも、前を向かなければならない、そんなことを臭わせるこの曲
異色の世界観を味わう際にオススメの曲といえます

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トータス松本 『涙を届けて』 人の普遍的な悩みとそれを伝える思いを自然に表した曲

涙をとどけて トータス松本

2008年6月4日にリリースされたトータス松本の1枚目のシングル曲
哀愁が存分ににじみ出てくる切ない曲調の歌です

トータス松本がウルフルズの枠からはみ出した楽曲づくりに励んだ結果
ウルフルズのような前向きさを全面的に押し出したようなものではなく、むしろかなり後ろ向きであったりそういった日常が浮かび上がるような歌詞が自然と描かれたとされています

ウルフルズのメンバーであると共に一歌い手であるという視点から見た場合、こういった傾向の曲をつくりあげることがまた別の自分らしさの確立につながるし、幅もきいてくるというもの

とはいえどちらかの優劣を結論付けるなどと論外な議論をするわけではなく
ウルフルズはウルフルズ、これはこれという枠の拡がりを実現した結果
しんみりとした情景を描く悩みつくせぬ思いを表現することとなったわけです

確かに歌詞は「この世のものすべてが…悲しく見えてくる」「ほったらかしの机の上」「笑えないテレビ」など悲観的な部分が多く
そういった悩みにもがくも希望を見出していく様をナチュラルに描いたものとなっています

PVは終始白黒の映像の中で、トータスとチンパンジーが共演してだっこをしたり共に歩いたりなどの多少ほのぼの感を表しています
シリアスな描写の歌詞とは違ったその動物との微笑ましい戯れが逆に何かしらの哀愁を感じさせますし
トータスが持つ普遍的な悩みを一蹴するかのような彼に対する出来事、もしくはチンパンジー自身が希望の源の象徴となっているのか
動物好きな彼にとってはいずれにせよ心の拠り所=希望なのかもしれません

ドラマ『ホカベン』の主題歌であり
人の不変的な悩みがドラマと彼の抱く心情と共通したため楽曲作りも自然に行えたとの事


オススメはサビ

あれだけAメロ・Bメロでやるせなさややる気のなさを見せても、サビでは本当の気持ちを叫び伝えるかのような歌い方が特徴的です
届けるべき「涙」とは、怠惰であってもやはり希望を見出したい、誰かに助けてもらいたい、そんな苦しみと切望の思いに類似したものであり
届けるのは自身であるというより自然に起こる何かしらの力であると考えた方がよいかと

届ける先も、届ける人もわからない、でもなんとか届いてほしい、気づいてほしい
そんな思いが短いサビで伝わってくるようです


歌うなら?

ズバリ2つのポイント、Aメロ・Bメロのやるせなさと哀愁
そしてサビの切望する思い、抑えきれず出てしまった願いをそれぞれ表すことが肝心でしょう

Aメロ・Bメロにおいては、この世にあるものが面白くもなんともなく、そこから目を背けたくなるような心情を出すため
実際に目をつむってみるのもいいです
Aメロのスタッカートはボソッというような一種の諦めの感じを出すのに適しており
ブレスを出して哀愁を出すのもいいのですが、真の気持ちはやはり届いてほしい、となると
少し天邪鬼のような、届いてほしい気持ちを隠し、別にこんな世に届いてほしいことはないというような空元気さも表したいです

Bメロから自堕落さをにおわすようなバックサウンドをはじめとし、その情景を表すワードが連続して登場します
単純に目の前にこういった景色があり、それを続々述べることで自分の現状を伝えるようです

しかし本当は届いてほしい、そんな思いをサビで出すには、多少の力強さとそれが空振りするようなひとりよがりさ、現実と向き合いリアルに伝えたいという静かだが重みのある思いを表現したいところ

サビの序盤では叫びを少しいれ、後でしっかり音程をとって伝えるような歌い方をするとグッド

とにかく各フレーズごとに何を表しているか、それなりの分析が歌唱に必要になってくるでしょう

人が抱える悩みの解決策を簡単に出したくはないが出したい、助けを求めたいという葛藤が描かれた曲
せつなくしんみりとする場合に聴いてみてはいかがでしょうか

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w-inds. 『アメあと』 雨上がりの雰囲気と感情を重ねた元気になれる曲

アメあと

2008年4月23日にリリースされたw-inds.の24枚目のシングル曲
雨が止んだ際の晴れやかな気持ちを表したような綺麗な楽曲です

歌詞自体は雨上がりの風景とそれによる気持ちの変化を表したものですが
曲調はBメロまでしんみりとしているため、まだ雨が降っており、止んだ後のことをイメージしているのでしょうか
その後サビでは晴れやかな演奏で雨あがり後のはつらつさが出ています

PVでは枯れた木々や何かの欠片が散りばめられており
別の部屋では水色のボールが室内にしきつめており、それが雨粒である模様

部屋を行く毎に集められた欠片は最終的にはハートの形を模しており
空間を経ることで完成に近づいていく自分の心情及び相手への愛情を表しているものではないかと

屋内に雨が溜まることは雨漏りでもしない限りあり得ないので、そもそも雨とは人のブルーな、冷淡な心情を表しているのでしょうか
それを裏付けるものとして最初の部屋では探している緒方を無視し、次の部屋では千葉と共に欠片を探すVo.橘が見られます

アニメ『家庭教師ヒットマンREBRN!』のエンディングテーマでもあります


オススメは優しさと力強さ

綺麗かつしんみりさせる出だしから元気さを思わせるサビまでの、しかし常に含まれる優しさを感じさせる雰囲気は変に場面毎の意気込みを改めさせないところがいいです
つまり一貫性がありコンセプトが乱れない点がポイントです

サビも「I say yes!」から始まるキャッチーで気負いのない歌い方が他のメロディとの距離を感じさせなず、スッとはいる感じがいいですね

曲調は変わりつつも軸は変えない、PVもストーリー性がありいろいろな解釈ができそうです


歌うなら?

基本的にキーの高いw-inds.の曲、しかも高音部分を難なく歌えてこそ、この曲の雰囲気をプラスした歌い方ができるために少々段階がいりそうです

ポイントは優しさと力強さ、AメロBメロにおけるしんみりとした優しさは囁くような感じで
サビはバックサウンド共に多少の力強さを踏まえつつも、次のAメロに備えそれ程力まない程度が好ましいです

ストーリー的には最後のサビがブルーな気持ちの払拭につながるため、そこまで少し不安だった気持ちはなくさないよう歌いたいところ
本当の晴れやかさは最後までとっておきたいです

サビのパートは最後の方が音程が多少複雑なので、裏声を使いつつ外さないよう、雰囲気を崩さないよう中止したいところです

やみそうな雨、もしくは雨上がり後と人の心情を重ね合わせたを優しくも元気なれそうな曲
元気のないときに聴くとオススメです

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小田和正 『グッバイ』 ちょっとした不安や心配がスカッと飛ぶようなな曲

グッバイ

2010年11月17日にリリースされた小田和正の28枚目のシングル曲
今日までの悲しみや不安からさよならし、明日への希望を抱いたビタミンソングです

日々の生活で抱える不安などにネガティブになることは人なら誰しもあること
しかしそれをいつまでも引きずっていても仕方がない、そんなもの達には別れを告げ、また希望を求め明日を生きていけばいい
そんなマイナスのものとの訣別=グッバイこそとるべき、進むべき道であることを再認識させる曲です

ドラマ「獣医ドリトル」の主題歌であり
小栗旬演じる悪徳敏腕と評判の獣医が、それでも動物の病気や飼い主の抱える問題までも治療する様を描いています
ドラマにおいては動物の問題は病気と理解しやすいですが
飼い主の抱える問題は心理的なもの、それとさよならすることに関しては実際は一筋縄ではいかないでしょう

オススメはイントロ~Bメロ

この曲はAメロ・Bメロで描く人の不安や問題からサビで描くさよならを実現させ、希望へと歩むという構成なのですが
個人的には不安などを短調に乗せて描いた前半部分のメロディの方が好きなのはひねくれた証拠でしょうか

アコースティックに乗せたイントロとそれに続く符点四分音符の連続(タイも含む)による独特なリズムも印象的ですし
Aメロ・Bメロに至るまでアコースティックに乗せた切なさ漂う演奏は夕焼け空でも思い浮かびそうです

そして1度目のサビから続く重複したハモリも奥行きを感じさせます

もちろんサビのドラムの力強さなどの雰囲気も素敵です

歌うなら?

小田和正は切る部分は伸ばさずスパッと切るような特徴的な歌い方なので
伸ばさず次のフレーズを準備した方がそれっぽい雰囲気にはなります

サビはドラムとハモリが入りメッセージ性もあるためやや力強い歌い方が必要ですが
その流れで二回目のAメロへ突入するため、やや切なさも残した方が感じがで、スムーズな流れとなります

「グッバイ」は決してさびしき別れではなく、いわば不安との訣別なので
多少すっきりするような、前向きな感情でスカッと発した方が曲のコンセプトとマッチしているでしょう

初夏及び類似した空模様の周囲漂う曇り空を吹き飛ばすようなイメージの曲
ぜひ聴いてもらい、その雰囲気を味わってもらいたいです

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ももいろクローバーZ 『泣いてもいいんだよ』 我慢することもしないことも大事な曲

泣いてもいいんだよ

2014年5月8日にリリースされたももいろクローバーZの11枚目のシングル曲
日々の我慢に耐え続け疲れ果てている人へ送るメッセージソングです

学校や会社など社会においては協調性は必要
故にある程度の我慢は必要ですが、必要以上の忍耐を迫られることも
そうして自分らしさを出せない閉塞感に陥ったり、耐えることを無意識に起こすこともしばしば

そういった人々に対し、耐えることだけが進む道ではない、逆に何かしらの手段で発散させることも必要
それを、人前ではあまりできない「泣く」という手段を敢えて勧めることは
発散手段の最たるものを用いて存分に行う潔さと、泣いていた頃=昔を思いだしあの頃の想いを忘れないように
そんなメッセージなのでしょう

そういったことがハイテンポな楽曲に乗せて歌われ、かなり疾走感のある曲です

映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』の主題歌であり
作詞・作曲は中島みゆきが担当、テンポをかなり落とせばメロディと歌詞の力強さは確かに、と思うところがありますが

サビの「全然」を肯定形で使ったり「そりゃ」辺りは少し違和感を覚えます

また、サビの前の2拍にはいつもサビの入りが感覚的に狂わされます

オススメはイントロ、サビ

イントロのダークな感じのストリングスから始まり、少し歌った後でエレキギター、およびストリングスのハモリと共に頭をループするような印象的なイントロはこの曲の入りにふさわしいといえます

またサビに関しては、実は歌詞がどのパートにおいても全く同じ
「全然」からの入りが何度も何度もおとずれ、覚えやすいというよりもむしろ逆に頭から離れません

これ程までに単純であり繰り返される一方、飽きをこさせず口ずさめばもうしばらくはとまりません
まさに魔力を持ったような歌です

歌うなら?

歌に難しさはなく、テンポは速いですが単調故に覚えるのは然程難しくはないでしょう

中島みゆき自身なら何か鬼気迫る迫真の歌い方をする必要もあるでしょうが
そこらへんは多少緩めで歌っても悪くはないでしょう

とはいえサビの歌詞を何度も聴いているとなにか普段とは違った角度からのメッセージ性が感じ取られ
これを何発も繰り返す為、自然とメッセージ性が膨張していくようです

またかーとリスナーが聴き飽きてしまわないよう、また自身が飽きてしまわないよう
常に心意気はなくさず歌いたいところです

ハイテンポで格好良いメロディですがメッセージは泣いてもいいという人があまり見せたくない部分
泣いてもいいという状況をいかにつくれる環境にあるかで、自分の現状のありがたみが実感できそうです

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