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HOME MADE 家族 『少年ハート』 少年の心を持ったアッパーなソング

少年ハート

http://youtu.be/235s_Kkp0gc

2005年8月3日にリリースされたHOME MADE 家族の5枚目のシングル
溢れるポップサウンドと盛り上がるリズムの力強いナンバーです

真夏のリリースだけあって、青空の下で風を感じながら聴きたいアップテンポな曲であり
それこそ少年の気持ちになり、あるいは忘れずにあの頃の情熱を持った人生を歩んでいくというテーマ性があります

サビもキャッチーな言葉でまとめられており覚えやすく
乗りに乗れば無邪気なまでに歌詞に共感しながらリズムに乗る事ができます

アニメ『交響詩篇エウレカセブン』のOPでもあります


少年の心をあらゆる角度で表した熱いサウンドが魅力

歌詞からpvに至るまで、少年らしさを忘れない曲作りが細かくつくられています

特に時間の経過と共に大人になり子供の頃の理想に少し靄がかかった状態のリスナー達へのメッセージ性は強く
時が経っても始めるのにきっと遅いことはないという、リトライのチャンスを提示する場面もうかがえます

PVにおいてもメンバーの衣装を纏った子供達の姿が見て取られ
まさに少年の頃に戻り、あの頃掲げていた理想を思い出すかのような演出が見られますし

現代の車社会において映像が走ったりバスに乗ったり、また頻度の低くなった自転車に乗ったりなどの姿が見られ
無邪気な場面とそれを思い返せるような共感を得る事ができそうです


歌うなら?

曲調はアップテンポ、一人で歌うならかなり忙しめの楽曲といえます
リズムとりは軽快でおもしろいですが、後半までいくとそのノンストップさに少々バテ気味になる可能性もあるかもしれません

それでもやはりサビは思い切ってキャッチーな言葉をしっかり歌いたいですし
それ以外の場面でもリズミカルに歌っていけばしっくりきてキレのあるものとなります

歌詞のワードセンスも彩りがありますし、各所の展開も個性があるので是非楽しみながら歌いたいものです

少年の心を思い出すことの大切さ
あの頃の滾った気持ちを忘れず日々向っていきたいです
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武田鉄也 『少年期』 子供の頃を懐かしんで聴ける切ない曲

少年期 武田鉄矢

1985年5月25日にリリースされた武田鉄也の楽曲
少年時代の懐かしみと大人になる意味を謳った曲です

少年の頃の思い出や風景を歌詞に多く盛り込み、その情景を浮かばせながらも
サビでは大人になることへの素朴な疑問を繰り返し述べています

誰しもなったことのない大人というものへの憧れや不安は成長と共に抱くもの
無邪気な少年の頃と対比することで得るものや失うものが脳内を駆け巡りそうです

曲自体は3分弱とかなり短く、Aメロからサビの2往復でアウトロへと向かいます

映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』の主題歌でもあります


思い出溢れそうなサビのメロディがなんとも切ない

曲時間も短いですがサビもかなり短く、大人への疑問を2文で綴り次のシーンへと移行します
せっかくの良いメロディを長く続けずスパッと終えるところがまた哀愁を漂わせていいです

大人に対する疑問は不安と待ち遠しさの両方を抱えており
少年の頃の感慨深い風景と照らし合わせるとそれらと少し距離を置いてまで大人へと向かう自分の純粋な疑問までも心内にはありそうです


歌うなら?

終始切なさと多少の重みを思わせる歌い方には多少ブレスのきいた有気音に近い発声を意識すると情緒溢れる雰囲気となります
80年代ならではのフォーク的演奏も相まって他サウンドがその情景を手助けしてくれますし
しんみりとした感じを100%出していきたいところです

最高音も高くはなく、リズムもスローなため、雰囲気の方に集中するこも不可能ではないですし
あえてリズムをズラして遅らせた歌い方をすれば多少の重みも加えられます

とはいえ焦点は少年の気持ちなので、酸いも甘いも経験した大人のような貫禄は歌にはそれ程必要なく
あくまで純粋さをアピールしてそれを切なさが包み込む感じがふさわしいといえます

もしくは大人が少年の頃を懐かしむという視点でも歌えますし、そういった場合も子供の頃の純粋さを思い出して歌いたいものです

誰もが持つ少年の頃の思い出
その視点からでも、それを懐かしんでの視点でも、曲の雰囲気を味わいたいものです
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