平井堅 『楽園』 叙情的な哀愁を超えた曲

楽園

2000年1月19日にリリースされた平井堅の8枚目のシングル曲
叙情的でメロウな曲調であり、哀愁を超えた感慨深さを聴く人に印象づけさせます

平井堅が歌手生命を賭けシンガーソングライターからヴォーカリストとしてこの曲に身を投じ
その後ヒットを打ち立てた曲であり、曲の構成や細かいところへの気配りが秀逸です

曲のノスタルジックな雰囲気はベースとして維持しつつも、各シーンにおける微妙な展開も高評価であり
サビに突出した盛り上がりはないですが、安定して世界観に浸れます

オススメはイントロ~Aメロ

イントロから哀しいイメージがギターなどで表現されており、楽園といえばこの入り方がとても印象的です
このイントロがなければ楽園じゃないというくらい、イントロの特異性にはすぐに虜になる人も多いかと

Aメロのメロディも好みであり、初っ端からファルセットを用いた哀愁漂う曲の表現と声質は素晴らしく
ここ辺りまでで既に心奪われる人が大半、その後は安定した曲調で最後まで聴きつづけることができるでしょう

つまり楽園のメインは最初の部分だと個人的には思っています

歌うんなら?

大体はイントロが流れることでこの曲の世界観の大半は用意されたようなものなので
あとは叙情的な表現を声質と歌い方でどこまでカバーできるかが肝心です

カバーといっても歌がメインであることには変わりないので、平井堅の哀愁を表現するにはその人の声質が左右され
歌う人材は限られているかもしれません

ちょっとでも明るさは見せない方が曲の雰囲気を出すことができる点で、常に歌い手は哀愁を漂わせていねければならない始末
5分30秒以上それを保つことができるかどうかにかかっています

平井堅の名を知らしめる代表作となったこの曲
感傷に浸りたい場合はたまに聴いてみるのよいでしょう

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