TOKIO 『ひかりのまち』 スプリンクラーの雨がもたらす男らしさの対比

ひかりのまち

2007年3月28日にリリースされたTOKIOの36枚目のシングル
男らしい哀愁漂うハードボイルドなナンバーです

女性に愛想を尽かされる程の男としての失態、またはその周囲に乱立する風景を描写し
それとは正反対までに煌びやかさを見せる自然の対比をワイルドな曲調で表現されています

イントロの前奏も何やら曲がったノリを漂わせ、そこからサビまでの盛り上がりへ順序を追いながら進んでいく感じです

全体的な曲調は決して正統ではなく、短調な歌謡ロックにジャンルわけされますね

アニメ『スカルマン』主題歌

力強いスプリンクラーの雨 それは光をまといつつも哀愁を強調させる

サビの「スプリンクラー」から始まるキャッチーさは、今までの歌詞の男らしいマイナスとはかなり違う描写を表すものとなっています
「ひかり」もその真逆ともいえる私生活を映えさせるのに効果的な手段となりますし
白と黒の対比、というほどはっきりとしたものでもないですが、それに近いトリックはあります

サビの出だしで一度曲がロングトーンになる点も雰囲気として面白く変化に富んで聴き飽きません
サビとしての仕事をこなすような雰囲気づくりが窺えます


歌うなら?

光も闇もひっくるめてハードボイルドさが漂うロックなので
緩急はつけども男らしさは全面的に押し出し、かなり力強く歌うのが曲のらしさを出すことができます

短調な曲はしっかり音程をとるとその雰囲気を楽しめますし
歌謡っぽい音程でもあるのでそれとワイルドさの両方に面白みを見出し曲の世界観に浸っていくけば後は自ずと表し方が身についてきます

声量に力強さがないとただ音程をとり曲の雰囲気が中途半端なものになりかねませんので
自分のうっぷんを晴らすように心のわだかまりを解放していき、恥じらいなど一切捨てて歌うのがコツです

男としての存在意義は見いだせているのか
そんな疑問を晴らすようなひかりの雨・光景を思い浮かべた渋い感じを味わいたいです


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