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L’Arc~en~Ciel 『MY HEART DRAWS A DREM』 夢を描く壮大さを描いた曲

My HEART draws a Dream

2007年8月29日にリリースされたL’Arc~en~Cielの31枚目のシングル
夢を描く広大さを表した曲です

曲調は低音のAメロから一気にサビで上昇するような落差を感じ
その勢いはロケットのようにどこまでも高度をあげます

出だしのギターソロから既に曲調としては美しい雰囲気を臭わせており
その後滑空から飛翔へのストーリーが繰り広げられます

「スバル・レガシィ」のCMソング


圧倒的壮大さが描く未来の無限の可能性を感じる

聴きどころはなんといってもサビのインパクトあり開放感をも覚えるメロディ
どこまでも飛翔していく音程の組み合わせはいずれ大気圏を越え浮遊感を思わせるまでに到達します

かなりの上空域で夢が描かれており、多少現実からは離れたファンタジックな曲であり
違う世界で想像力を働かせるような感覚を望む場合にオススメです


歌うなら?

聴く側からすれば壮大さをイメージできてとても感銘を受けるメロディなのですが
歌うとなると音域の広さと迷子になりがちな音程の配置に骨が折れます

裏声が得意な場合は歌いやすいですが、まるで縦横無尽に飛ぶように音程の落差が激しいので
多少リズムを遅らせてでも音程をしっかりと取っていく必要があります

かろうじて曲調自体はメジャーでありそれ程つかみどころのない音程をとっているわけではないので
離れた音でも曲調を掴めれば自然と外さずにとることができる部類の曲ではあります

ラルク自体それ程早い歌い方ではないため、自分のテンポで一つ一つ丁寧に歌っていきたいところです

夢を描く真の素晴らしさ、無限の可能性を感じるこの曲
ミディアムテンポな壮大さを味わう場合にオススメです

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CHEMISTRY 『Wings of Words』 綺麗でキレのある演奏に浮遊感を味わう

wings of words

2005年7月27日にリリースされたCHEMISTRYの15枚目のシングル
美しく空へ浮かぶような優雅さを持った曲です

翼という手段により互いを支え合いながら未来へ向かう姿を表しており
そういった三次元における成長への一途を、時に落差もあるでしょうが浮上に満ちた雰囲気を出してくれます

PVでは生きとし生けるものの口内よりシャボン玉があふれ
それらが集まり次第に大きくなっていくというもの

言葉がもたらす不安や希望も含め、それが自分や相手への拠り所ともなる可能性を秘めており
孤独感を引きはがすような力も秘めています

しかし手段を誤ればシャボン玉のように割れてしまうこともあるため
言葉の強みとリスクを認識した相手とのコミュニケーションによる浮遊感を味わいたいものです

アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』主題歌


綺麗な曲は短でも長でもなく独特の世界とリズム

この曲を聴くと曲の雰囲気を表す重要なコード進行というものが飛んでいくような気がし
ただバイオリンの美しさと2人の綺麗な音程とハモリという音域の高い部分をメインとしてどこまでも浮遊感に襲われます

そこに重低音の重みは含まれておらず、PVのシャボン玉のように段々と上がっていく壊れそうな音が巡っています

まるっきり悲しい曲でも喜ばしい曲でもなく、その微妙な狭間において曲調を掴んでいくシナリオは不思議な感じがします


歌うなら?

この曲は軸となるサウンドが掴みにくく、バイオリンがかなり動いて曲調を満たしているため
歌にかなりの比重を置いて曲の雰囲気を出す必要があります

さらにできればデュエットで、軸のつかみどころのなさをカバーするようにハモリによって曲調を出していきたいです

とはいえハモリも相当難しく、リズムも独特で慣れるのには時間がいるでしょう
イントロからその面影はあり、サビやCメロでも歌の入りやキレに注意すべき部分が多く見られます

歌の音程は分かりやすいのですが、その拠り所となるサウンドをどこに置くかで歌いやすさも変わって来るでしょう

不思議で綺麗な地から浮いたような感じをもたらすこの曲
こういった不可思議だが独特の世界観を味わい方に必聴です

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家入レオ 『Shine』 輝く力は誰もが持っている 励ましの曲

shine

2012年5月16日にリリースされた家入レオの2枚目のシングル
聴く人に勇気と希望を与えてくれる曲です

落ち込んだ際に前を向かせてくれるような元気を取り戻せる曲調であり
力強さを解放するための架け橋となってくれるようなイメージをもたらします

PVは見晴らしの良い風景をバックにまさに開放的で広々とした世界を心の在り様と照らし合わせるようであり
それを背景に彼女の全身を使ったパフォーマンスや力強さが曲調をプッシュするようです

2012年に開かれた第54回日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲得した曲でもあります

ドラマ『カエルの王女さま』主題歌


ミディアムテンポで奏でる華麗なサウンドはまさに皆の光

イントロから続くギターのカッティング音は内に秘める熱い思いや希望の前振り
そこからサビのバイオリン演奏などをバックに力強い歌はまさに生きる光となります

迷ったり落ち込んだり、生きる上で躓くことは多くとも
何かしらのきっかけでモチベーションを取り戻し、そこから挽回していく力は誰でも持ち合わせているもの

そのきっかけを如何に掴むか、周りの励ましからか、こういった歌からか
とにかく気持ちを変えて以前のように輝ける前向きな思考を再び取り戻すことが
自ら前進する意欲の増幅につながります


歌うなら?

闇があるから光がある、サビを映えるものにするため、出だしはサウンドに合わせた極力控えめな歌い方が推奨されます
そこからサビに向うまでにキーも高くなり、自然と力ある歌い方になるような構成にはなっています

「you can shine」のフレーズが合言葉のようにこの曲の代名詞となっているため
最も力を込めるように発声することがこの曲を活かします

あとは共感できる歌詞があれば各々の思いで意気込みにメリハリを持たせ
肯定的な歌詞は元気よく、否定的な部分は少しうつむきな感情で表現することが上記のワンフレーズを演出する良い流れとなります

輝くための力は誰もが担っているもの
それをどのように光らせるか、落ち込んだ際の持ち直しが試されます

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miwa 『ヒカリへ』 現代的サウンドで不変的恋愛を表した曲

ヒカリへ

2012年8月15日にリリースされたmiwaの9枚目のシングル
テクノサウンドによる透き通った弾けるような曲です

「光」というものを二つの側面から表し
物理的に瞬間的速度で目標に到達する存在だが、恋焦がれる相手の気持ちに到達するのは難しいという意味と
それでも想う気持ちはやがて実るための希望の光となる、というニュアンンスの下描かれています

更に光は現代のインターネット通信及び機器的発達の芳しい情報社会をも表し
現代社会も投影した今日の機械的な側面と恋愛という永久不変で感情的な側面とのギャップも生かされています

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌であり
多くの面で異なる二人の主人公の想いが近づくストーリーがとても反映されています


新感覚サウンドとサビの切なさが混ざり合う絶妙なメロディ

機械的なサウンドをバックとし、歌詞も所々そういった特徴がありますが、紐解くと中身は人間味あふれる素直な言葉も多く存在します

「ワンクリック」や「記号化」などのPCを連想させるワードがあれば
「アダムとイヴ」のように最初の恋愛模様を描いた表現も描かれており、どれだけ社会が発展しても変わることのない部分というテーマ性が窺えます

まさにPVのように光の速度が目まぐるしく交錯する中で、それを無視して膨らんだり弾けたりする人の感情の表れが歌詞やサウンドにも盛り込まれています


歌うなら?

イントロは変声され機械的な部分を表現、その後上記の両部分を表しながらサビでは人間味あるワードを連ねたサビへ突入します
歌う際にも、最初は感情を抑え、サビに近づくにつれ感情を表すような歌い方へとシフトしていくと曲調にも見合ったものになります

叫ぶようなファルセットは特に感情を表すのに適しており、サビでmiwaが実際に裏声を用いる部分を活かして人間性、感情豊かな部分を表現できればそこがピークといえるでしょう

とはいえ現代社会を背景としたサウンド、歌詞のテンポを崩して歌うと少し感傷的でせつなさが勝りすぎるので
あくまでリズムは正確に、ズラさず歌うことを推奨します

情報化社会であっても、相手との差異があっても恋愛の不変性は文字通り変わらないことを示唆するこの曲
変わった角度から恋愛を考えたいときにオススメの曲です

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Delight


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森山直太朗 『風花』 春のような冬を思わせる風の如く

風花 森山直太郎

http://youtu.be/6JJnIMJTOY4

2005年11月16日にリリースされた森山直太朗の9枚目のシングル
情景が浮かぶような歌詞と綺麗で切ないメロディが印象的な曲です

「風花」とは晴れた日に降る雪を表す季語であり、「花」というと桜または梅を表す春の風景を思い出しそうですが
愛することの意味を切ない表現をすることで少し後ろ向きな、春より寒い冬をイメージすることも難しくはなさそうです

PVは浅田舞がリンクで滑走しているシーンが延々と流れ
こちらは冬のしんみりというよりは美しさ、淑やかさが窺えるため多少曲の印象も変わり映えるようです

歌詞中には旧約聖書におけるアダムとイヴと思われる者たちが描かれ
人類初の愛を育む姿と、エデンからの追放などから愛の意味を深く取り上げるきっかけの題材にふさわしいエピソードといえます

他にも「追憶の舟」や「堕天使」など、それらを彷彿されるワードが見受けられます

連続テレビ小説『風のハルカ』主題歌でもあります


流れるような寂しい曲はまさに風の中の風花

一貫して曲の雰囲気を壊さない、途切れぬ冷風のような印象がこの曲には吹き続けているように見えます
それこそ森山直太朗の風景歌唱力が存分に発揮され、まさに歌い手がその風そのものを表すような声の流れと奥行きが聴けます

歌詞における季語と聖書の融合は、和と洋のギャップから少し違和感を覚える点もありますが
その豊富な語彙力は情景をいろいろ想像させるのに役立ちます

そもそも「風花」が冬の季語であるとは視聴者が予測できないことを考えると
冬を表しつつも春に近い温もりや爽やかさも表現させたかったのではないでしょうか


歌うなら?

「さくら」のようなしっとり系というよりは、もう少し「動」の要素が大きく変動的であり
しゃくりを多く用いて地声と裏後が忙しく変わる波のような曲でもあります

そこに情景をプラスした歌い方をする必要もあるため
ある程度音程を理解してから情景は後々付け加えていく方がいいかもしれません

また力強さもあまり必要はなく、自然の力の働きが歌を上下させるような感じがあり
風をつくるというよりは、この曲が持つ風に流れるままに、力を抜いて身を任せるような音取りがふさわしいといえます

それでも次第に情景を想像させるよう、また眼前に奥行きが芽生えるような
とにかく自然と一体になり、自分を忘れるような集中力を歌に込める雰囲気が歌をよいものにします

春のような冬を表す風のようなこの曲
自然と情景を表す流れにその身が漂うような雰囲気を味わってみませんか
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ほたる日和 『季節はずっと』 爽やかで美しい快活なソング

季節はずっと

2009年11月25日にリリースされたほたる日和のメジャー入り前2枚目のシングル曲
爽快で綺麗な曲調と歌声が魅力的な一曲です

『SUZUKI・新型パレット』のCMソングであり、当初このCMが流れたときはとても綺麗なソングで誰が歌っているのか問い合わせが殺到したそうです
声の高さと透明感からスピッツに似ていると思われ、このバンドだと判明したようで

特長としては出だしより超絶高音なVo.早川の歌声
このままのペースでBメロ、サビへと入り、特にトーンを落とすことなく歌が流れるのには驚きです

また全体的に演奏のタッチが優しくふんわりした明るい感じがとても特長的であり
そこに高音の歌声がマッチしていて広く明るい奥行が感じられます

バージョンとしては「季節はずっと」とのタイトルに見合ったように春バージョン・夏バージョンなどが存在するようです

オススメはサビ

サビをフックとして聴かせるためには他よりある程度高音を用いることが定石のひとつですが
この曲はむしろ出だしのAメロ辺りの方が高い点で珍しい構成といえます

しかしサビの曲調はやはりこの曲の看板、綺麗なハモリと少し取り入れた短調さが聴きどころとしては相応しいといえます

またサビの時間は約18秒と短く、これまた常套である繰り返しなどが一切ない点でサビの飽きを来させず
次のサビタイムを待ちどおしくさせる点で潔さが見えます

バックのアコースティックの小刻みなストロークも葉の揺れ、いわば季節感を表すようでとてもいいです


歌うなら?

まず、この曲の平均音程がとても高く、歌うならファルセットまたはミドルボイスが必須となるでしょう
出だしの時点で1オクターブ高い『ファ』から始まりますが
これは男性からすれば既に高い音程、ここから更にピッチを上げるのは至難

さらにここに清涼感及び透明感を出す必要があるとなるともう不可能なレベル

ここでミドルボイス(地声と裏声のミックス)を使い、Aメロがクリアできれば、後は最後のサビ以外はなんとか乗り切れそうです

歌い方としては各フレーズの出だしの歌詞をあまりしっかり発音せず、滑らかに歌うとそれらしくなります
また口角をあげるように「エ」の形で歌えば、多少発音を曖昧にかつそれらしい感じになります

まるで犬や猫の口の形のように、それらをイメージするといいかもしれません

ハイトーンと爽快さ、安心感が特徴のこの曲
爽やかさ、きれいな景色での快活なドライブ気分を味わうときに最適といえます

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スピッツ 『遥か』 人の心を揺さぶる幻想的な曲

遥か

2001年5月16日にリリースされた、スピッツの23枚目のシングル曲
幻想的な演奏が人の感覚に歌えるようなミディアムバラードです

この曲が持つ特長的なイメージは人の心を惹き寄せるなんらかの力があるようであり
特にスピッツの曲の中では好きという人が多いです

自分が密かに目指している遠い遠い「遥か」
そこに順調に届いている気がしたけど、実は届いていない

いつか到達したい人の心理と、それでも簡単には届かない現実との葛藤を円やかに描いたファンタジー色の強い印象があります

ドラマ「Love Story」の主題歌

オススメはPV

このPVは主人公の女性がスピッツのメンバーと段階を踏むごとに物々交換を行っていく一種のわらしべ長者のような感じであり
最初に与えられたりんごからどんどん交換を重ねていきます

ランプ、鳥とかご、時計、馬という感じに、それぞれが表す意味は定かではありませんが
時計との交換時、女性の方から自主的に交換を差し迫る場面が見える点から、女性が望んでいたものが手に入りつつあることがうかがえます

しかし最後の馬との交換は受動的であり、更に馬はいつの間にかいなくなってしまいます

そして最後にまた現れたりんごと隣の家内にいるスピッツメンバー
騙されたはらいせなのか、りんごを家の窓に向かって投げる女性、そしてまた吸い込まれるようにして消えるりんご

最後の場面は最初にりんごが手に入ったシーンがまた見え、ループしていくようです

自分が求めて手に入ったものは結局届かない遠い「遥か」なものであるというメッセージがあるのでしょうか

特に最初にどこからともなく落ちてきたりんごは、昔から神話などでよく登場する神秘的な果実であり
そういった点もこの曲の幻想的な部分を助長させます

このPVを自身で見てもらい、いろいろな思いに馳せてもらうことをオススメします

歌うなら?

Vo草野の透き通るような、心の内の芯まで届くような声があってこの曲は成り立つようなものですが
それをイメージして、力まず、頭の中心から声が抜けていくような感じがこの曲には適しています

しかしサビはある程度高音であり、力まずにその声を出すのは至難
決して濁った声にならず、ミドルボイスでも裏声でもいいのでこの曲のイメージを壊さないようにしたいものです

幻想的で人の心を震わすようなこの曲
それぞれこの曲が持つメッセージ性を読み取り感慨にふけっていたいです

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藍井エイル 『シリウス』 綺麗でシンプルなロックナンバー

シリウス

2013年11月13日にリリースされた藍井エイルの5枚目のシングル
一点の光を基に宇宙が広がるような格好よさがうかがえる曲です

演奏自体はシンプルで正統派、ハイテンポの中に宇宙を想像させる効果音をピアノなどを用いて表しています
そういったシンプルさをメインとしてギターやドラムの根源的な格好よさもよく出ており、それがボーカルと調和され結果綺麗なロックナンバーとなっています

歌詞に関しても生きていく中で当たる困難などを乗り越え光を求めるというストレートなメッセージが積み込まれており
そういった直球さがクールなサウンドにより強さを持って現れるようです

アニメ『キルラキル』の主題歌であり
主人公が持つ謎を追い求める姿もこの歌詞と共感できる部分が多々見受けられます

シリウスとはおおいぬ座α星で一番明るい恒星であり
冬の大三角形のひとつでもあり、地球から見える恒星の中では太陽に次ぐ明るさを持っています

まさに光を求める姿とマッチした曲名です


サビのメロディが一度聴いたらもう虜

個人的には見出しの通り、サビを一度聴いた時点でリピートに入る程、サビのメロディのインパクトがありましたね
メロディ自体は本当に正統派なのですが、何か味わったことのないような力強さと綺麗さを持ち合わせたサウンドが脳内を駆け巡る程

かなりの高音を駆使したその響きが心にドンピシャでした

よく歌と一緒にバックサウンドも同じくらいの比率で聴かせにかかる曲が見られますが
この曲はサウンドが歌を聴かせるのに徹し、あくまでバックに回るくらい歌がメインに置かれており
煌めく星をイメージしたようなピアノの一音ずつの演奏なども然りそれがより歌を際立たせているように思えます


歌うなら?

上記の通りサビは超絶高音であり、ミドルボイスを駆使しても中々地声では到達できない地点まで設定されています
本当は裏声でも出して成り立たせたいところですが、この曲の力強さのピークでもあるサビの部分で裏声はあまり適しているとはいえないのが難点

ここで力強さを表し、曲のテーマ性と雰囲気の維持を図りたく、そういった点でサビ含め裏声でも喉をすぼめたミドルボイスで力強さを出したいです

また偏に力強さといってもこの曲のタイトルは「シリウス」
ロックとはいえ雑味を感じさせては曲調に差支えが出てくるため
できれば綺麗さを持続させたいゆえに雑な発声も避けたいものです

とはいえ一貫してこの曲は高音であるため、声が最後まで保てるかという懸念もあるのですが
なんとか綺麗さと力強さを両立させたいですね

シンプルな演奏に心に残るメロディが印象的なこの曲
綺麗な曲調のロックナンバーをお探しならオススメです

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シド 『V.I.P』 綺麗で盛り上がりを見せるアップテンポな曲

vip

2012年11月21日にリリースされたシドの13枚目のシングル曲
躍動感ある綺麗でかつ盛り上がりのある曲です

アップテンポな激しさの中に、繊細さや奥深さがうかがえるような曲調であり
リズムにもメリハリがあって聴いていてとても楽しくなるように思えます

歌詞の内容は周りに流されず、自分らしさを磨いていけばいいといったことを描いている模様
VIPとは「Very Important Person」特に重要な人物の意であり、誰もが特別になりうる可能性はあるが
それを追い求める余り自分らしさを失ってしまってはなんの面白みもない

他者に譲歩しすぎず自分らしさを持って挑み、それこそ自分という特別性を育んでいくことが大切です
それが叶わずVIPを目指すことがいつしかそれから遠ざかっていってしまう

意識しすぎず突き進むことが、やがて大歓声を受けるタネを育て続けることにつながるといえましょう

但し心地よく撃たれるか、苦痛に苛まれるかも自分次第
VIPとなることが果たして良いとは限らず、VIPであることに甘んじることもこれまた不正解

そもそも自身がVIPに到達しているかもわからないのであり、重要なのは特別性は自分では決められないということ
周囲をあまりにも意識することのないよう、自分磨きに集中していけば、自然と周囲の評価は伴っていくものです

アニメ『マギ』の主題歌でもあります


ビューティな演奏と激しさの両立がグッド

出だしはピッコロのような音から始まり、その後キレのあるサビからストリングスを取り入れた演奏は異国を旅しているかのようです

そこには一種の美しさが芽生え、それでも曲の激しさと前向きな姿勢は維持されている点がとても魅力的です

特に最初と最後のサビのリズムとりが見事に全てのサウンドの調和に成功しており
何かしら眼前に球体の光が滑らかな列を組むように流れていくのが見えます

まぁそれ程整いと華麗さがうかがえるということで

歌うなら?

高音が多いにもかかわらず綺麗なビブラートを用いる歌い方が特徴的であり、できればそこを再現したいものです
毎度のサビにおいては最初の高音と次の高音はビブラートの有無で区別をつけたいのが希望

また伸ばすところは伸ばし、きるところはきるといったメリハリも各所聴き込んで差別化したいところです
きるにしてもそのタイミングを原曲のタイミングで計ってキレのよい歌い方にしたいですが

キレさえあればある程度の個性をもっても構わないでしょう
サビは極めてハッキリ歌い前向きさを表現したいですね

自分らしさの重要性を、そういったメッセージをあまり臭わさざずに書き上げたこの曲
綺麗な盛り上がりを堪能したい方は必聴です

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